結論から言うと「条件付きで変化は起こる」

週1回のパーソナルトレーニングでも、体の変化は起こります。
ただし、それは「誰でも・何をやっても」ではありません。

変化が起こるかどうかは、以下の条件を満たしているかでほぼ決まります。

  • トレーニング強度が適切に設定されている
  • フォーム・種目が個人に最適化されている
  • 最低限の継続(3か月以上)ができている

科学的根拠:週1回トレーニングは「効果がない」のか

Brigattoら(2016年)の研究では、筋力トレーニング未経験者を対象に、 週1回と週3回のトレーニングを12週間実施した結果、 筋力向上に有意差は見られなかったと報告されています。

また、米国スポーツ医学会(ACSM)のガイドラインでも、 初心者や多忙な成人に対しては、週1回からの筋力トレーニングでも 健康・身体機能の改善が期待できると示されています。

なぜ「週1回」でも体は反応するのか

筋肉や神経は、頻度よりも刺激の質に強く反応します。

  • 十分な負荷がかかれば、週1回でも筋刺激は成立する
  • 初心者ほど神経適応が起こりやすい
  • 回復時間が確保でき、オーバーワークを防げる

特に運動習慣がなかった女性の場合、週1回でも 「姿勢の改善」「疲れにくさ」「体の引き締まり感」 といった変化が先に現れるケースが多く見られます。

【実例】週1回パーソナルトレーニングを6か月継続したケース

  • 体脂肪率:-4.2%
  • 慢性的な肩こり・腰痛の軽減
  • 日常生活での疲労感の減少(本人申告)

これは特別なケースではなく、条件を満たせば再現性のある変化です。 ただし、食事・生活習慣・体質により個人差はあります。

「週1回では変わらない」と感じる人の共通点

  • 負荷が軽すぎる(安全優先になりすぎている)
  • フォームが安定していない
  • 2〜4週間で判断してしまう

週1回の場合、短期間での見た目変化は起こりにくいため、 最低でも3か月は同じ条件で続ける必要があります。

この記事の執筆・監修について

  • パーソナルトレーナー(指導歴10年以上)
  • 延べ指導人数1,500名以上
  • 運動生理学・解剖学に基づくプログラム設計

本記事は、短期的な成果や精神論ではなく、 再現性と現実性を重視して構成しています。

まとめ:週1回でも「意味はある」が万能ではない

  • 週1回でも体の変化は起こり得る
  • 重要なのは頻度より「質」と「継続」
  • 正しい条件が揃わなければ効果は出にくい

「自分の場合はどうなのか」を確認したい方は、 専門家の評価を一度受けてみるのも一つの方法です。

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