
「食べていないのに太る」「運動しても痩せにくい」——その背景には、ホルモンバランスの乱れが隠れているかもしれません。
体重や体脂肪は、単なる「消費カロリー vs 摂取カロリー」だけで決まりません。
今回は、女性のダイエットに密接に関係するホルモンについて、専門的な視点から解説します。
目次
ホルモンバランスが崩れると…

「最近なんだか太りやすくなった」「イライラしやすいし、疲れも取れない」…
そんな変化を感じているなら、ホルモンバランスの乱れが原因かもしれません。
ホルモンは、体重のコントロールだけでなく、心の安定・肌の調子・代謝にも大きな影響を与えています。
ここでは、ホルモンバランスが崩れたときに起こる主な症状やリスクを、分かりやすくご紹介します。
- 脂肪がつきやすい・落ちにくい
- 便秘・むくみ・冷え・イライラ
- トレーニング効果が実感しにくい
- 肌荒れや生理不順も悪化
ホルモンバランスの乱れは、「体質のせいではなく生活習慣の蓄積」で起こることも多くあります。
ホルモンバランスを整える朝・夜の過ごし方

ホルモンバランスを整える朝の過ごし方
- 朝日を浴びる:セロトニンの分泌を促し、体内時計をリセット。代謝アップや精神安定に効果的。
- 軽いストレッチや有酸素運動:血流を促進し、エストロゲン(女性らしい体つきをつくり、脂肪の代謝を促進する)やプロゲステロン(体内の水分バランスを調整する)の分泌をサポート。
- バランスの良い朝食:良質なタンパク質と複合炭水化物で血糖値を安定させ、ホルモンの安定に貢献。
- 水分補給:体内の代謝を助け、ホルモンの巡りをスムーズに。
ホルモンバランスを整える夜の過ごし方
- 就寝前のスマホ・PC控えめ:ブルーライトがメラトニンの分泌を妨げ、睡眠の質を下げるため注意。
- リラックスタイムを確保:深呼吸や軽いヨガ、瞑想でストレスホルモン(コルチゾール)を抑制。
- 質の良い睡眠環境作り:適温(約18〜22℃)、暗さ、静けさを整えて、プロゲステロンの働きをサポート。
- 就寝2時間前の軽い夕食:消化に負担をかけない食事で睡眠ホルモンの分泌を妨げない。
理想のボディラインを作るために

▶ ホルモンに配慮したボディメイクのポイント
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血糖値を安定させる食事: インスリン分泌を過剰にさせない低GI食品を中心に摂取。
⇒ インスリンの乱高下は脂肪の蓄積や空腹感を招くため、安定がカギ。 -
良質な睡眠の確保: メラトニンと成長ホルモンの分泌を促進し、コルチゾール(ストレスホルモン)を抑える。
⇒ 体脂肪分解や代謝アップに不可欠。 -
月経周期に合わせたトレーニング: 排卵期・黄体期はプロゲステロンの影響でむくみやすく、疲労が出やすい。
⇒ ホルモンの変動を理解した上で、タイミングに応じた運動調整を。 -
筋トレ×栄養×姿勢改善: 筋トレはテストステロンや成長ホルモンの分泌を刺激。姿勢改善は副交感神経優位に導き、ホルモン分泌を正常化。
⇒ トータルで“ホルモンが整う身体環境”をつくる。
ダイエットハウスはやきが取り組む“ホルモン連動型”プログラム

ダイエットハウスはやきでは、「筋肉・骨格・ホルモン」の三位一体でアプローチ。
医学的知見に基づき、ホルモン分泌や代謝機能に着目しながら、
お客様一人ひとりのライフステージ・体質・月経周期に合わせた
完全オーダーメイドのプログラムを提供しています。
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生活リズム・PMS・更年期症状も考慮:
⇒ 睡眠・食事・ストレス状況を総合的に評価し、
エストロゲン・プロゲステロン・セロトニンのバランス改善を図るプラン設計。 -
エストロゲン(女性らしさを司るホルモン):
代謝の維持や 肌のハリ、髪のツヤに深く関与。
食事の質や適度な筋トレが分泌を促進。 -
プロゲステロン(リラックスや体温上昇を促すホルモン):
睡眠の質や自律神経に影響し、
ストレスが過剰になると分泌が乱れやすい。
ヨガや呼吸法、リカバリートレーニングで安定化を図る。 -
セロトニン(幸福感と安定を司る神経伝達物質):
腸内環境や朝日を浴びる習慣、リズムある運動で活性化。
セロトニンが整うと、睡眠ホルモン「メラトニン」にも好影響。 -
睡眠・腸内環境・冷えの根本改善:
⇒ 成長ホルモンやレプチン(満腹ホルモン)、腸内で合成されるセロトニンを活かし、
「代謝が整う体質」への転換をサポート。 -
「痩せる」だけでなく「魅せるボディライン」:
⇒ 筋肉の付き方・骨格の歪み・姿勢の癖を分析し、
見た目に美しいウエスト・ヒップ・背中ラインを形成。
テストステロンや成長ホルモンの作用も活用。
ホルモンと腸内環境の深い関係性

最近の研究では、腸内環境の状態がホルモンバランスに直接影響を及ぼすことが明らかになってきました。 腸は「第二の脳」とも呼ばれ、ホルモンの合成や代謝、免疫機能に深く関わっています。
- 腸内フローラの多様性:多様な善玉菌が存在することで、女性ホルモンの代謝や調整がスムーズに行われます。
- 腸壁の健康維持:腸壁のバリア機能が強化されることで、不要な炎症を防ぎ、ホルモンバランスの乱れを軽減します。
- 短鎖脂肪酸の生成:善玉菌が生成する短鎖脂肪酸は、ホルモンの分泌調整やストレス緩和に寄与します。
- 食物繊維や発酵食品の摂取:腸内環境を整えるために積極的に取り入れたい栄養素です。
腸内環境を改善することは、ホルモンバランスの安定だけでなく、免疫力アップやダイエット効果の向上にもつながります。 日々の食生活で意識的に善玉菌を増やす習慣を取り入れましょう。
「もうダイエットに振り回されない」
その一歩を、はやきで。

ダイエットハウスはやきは、体重という数字だけを追いかけるジムではありません。
ホルモン・骨格・筋肉・習慣のバランスを総合的に見極め、
一人ひとりの「体質」と「ライフスタイル」に最適なアプローチを提供しています。
- ・女性ホルモンや自律神経の状態に応じた指導
- ・PMSや更年期症状にも配慮したトレーニング設計
- ・生活リズムやストレス背景に合わせた栄養&運動プログラム
- ・身体の構造(骨格・姿勢)から見直す根本改善型パーソナルトレーニング
無理をさせず、寄り添いながら、でも結果にはとことんこだわる。
それが「はやきスタイル」です。
本当に“変わりたい”と願うあなたにこそ、体験してほしい。
ホルモンを制する者がダイエットを制す

カロリーだけを気にするダイエットは、もう古い。
「なぜ太るのか」「なぜ痩せないのか」はホルモンを知ることで見えてきます。
科学的かつ女性の体に寄り添ったダイエットで、見た目も心も整えていきましょう。