さびしいとつい食べ過ぎて、ダイエットができずに太りやすくなる、ということをご存知ですか?
「つい食べ過ぎてしまう」「甘いものをどうしてもやめられない」という人は、もしかすると心の中にさびしさを抱えているのかもしれません。
人は生まれながらに、食欲、睡眠欲、性欲の3つの欲求を持っています。
この中で、性欲と食欲はつながっている部分があるので、性欲が満たされていないと食欲が増進し、食べ過ぎてしまうのです。
たとえば、恋愛が充実してうまくいっているときに、食べ物がのどを通らない経験をしたことがあるのではないでしょうか。
これは、性欲の部分が十分に満足して満たされた状態だからです。
性欲が満たされていれば、食欲もおさえられるので、食べ過ぎることがないというわけです。
逆に、性欲が満たされず、さびしい思いをしていると、その代わりに食欲が増大します。
つまり、人はさびしいとつい食欲が増進して食べ過ぎてしまうものなのです。
さびしい状態が長ければ長くなるほど食欲が増すことになるので、ダイエットをしたいと思ってもうまく制限できず、減量に失敗してしまいます。
食べたいものをついつい食べて、欲求を満たしてしまうから失敗するのです。
自分の本当の心を覗いてみてください。
仕事がうまくいっていて、趣味も多く収入も十分で充実した毎日を送っているから、決してさびしくないと思っている人もいるかもしれません。
しかし、それが本当の気持ちでしょうか?
単に、さびしい気持ちを封印しているだけなのではないでしょうか?
その証拠に、甘いものをつい口に運んでいませんか?
ダイエットをしたいと思っているのになかなかうまくいかず、すぐに挫折してしまう自分に嫌気がさしていませんか?
愛されたいという気持ちがあると、ダイエットしているにもかかわらず無意識のうちに食べる行為をして、さびしさを紛らわせようとするものです。
本当の自分の気持ちと向き合ってみましょう。
本当の自分はさびしい気持ちを抱えている、愛を求めているということが分かれば、代償行為としての過食行動にも歯止めがかかり、ダイエットが順調に進むようになるでしょう。