間違った知識は、ダイエットを失敗させている大きな理由の一つです。
たとえば、運動しているのにどうして痩せないのか、理由は何なのかと悩んでいませんか?
ハードな運動をしばらく続けているのに全く痩せない、という人は意外に多いものですが、以前は全く運動をしていなかった人が、ダイエットのためにと急にハードな運動をしても、実はこれは逆効果です。
日ごろから運動をしていない人は筋肉量が少ないため、急にハードな運動をしても代謝が上がりにくいので、なかなか効果が出ないのです。
運動をして痩せたいのなら、まずは筋肉量を増やすことから始めなければなりません。
そのためには、肉類などのたんぱく質を摂ることです。
肉はダイエットにならないと敬遠して野菜ばかり食べる人がいますが、これも逆効果で危険です。
野菜サラダばかりでカロリーの低い食事をしていると、体が危機を感じて脂肪を蓄えようとするので、痩せにくくなるのです。
痩せたいのであれば、たんぱく質を増やした食生活に変え、筋肉量を増やして適度な運動を継続することが、一番効果的なのです。
運動で筋肉量を増やすと一時的に体重は増えますが、これは体脂肪が減少して基礎代謝が上がる準備段階なので、効果がないと落ち込む必要はありません。
あまりにきついダイエットをしていては、継続できずに失敗します。
大好きな食事を封印しているとストレスが大きくなり、結果的にはダイエットを途中で投げ出してしまうでしょう。
どんなに頑張っても、ダイエットは継続できなければ意味がありません。
ダイエットを成功させたいのであれば、ストレスフリーにする工夫が大切なのです。
好きな食べ物を完全に断ってしまうのではなく、定期的に好物を食べてもOKという許容日を作るのです。
ただし、好きなものが食べられる日だからと言っても食べ過ぎては意味がないので、少量にとどめるように注意すれば、ダイエットの成功は近づくでしょう。